Blue Heart
コチコチコチ。 規則正しい時計の針が時を刻む音を聞きながら、あかねはダイニングテーブルに座り、足をブラブラさせて頬杖をついていた。 「友雅さん……遅いなぁ」 既に時計は11時を回っており、目の前に用意してある夕食は冷め切ってしまっていた。 友雅が仕事で遅くに帰ってくるのはいつもの事だが、それにしても遅い……。 寂しいわけではないが、待ち遠しくてなんだか気分が落ち着かない。 「あ! もしかして、夕飯食べてくるのかな?」 一瞬そう思ったが、それはないと思い直した。 今日泊まりに来る事は言ってないけれど、ほとんど毎週恒例の事だから。 コチコチコチ。 秒針の音が耳に近いのは、テレビが消えているせいだろう。 別に見たい番組もなかったし、第一テレビが点いていたら、友雅が帰ってきたときの些細な音を聞き逃してしまう。 「もうすぐ12時かぁ……。今日が13日だから、明日はバレンタインだよね〜」 当たり前の事をわざわざ口に出して言う。それほどヒマで待ち遠しいのだった。 時計を見上げて、あかねは呟く。 「もし友雅さんが帰ってくるのが、12時過ぎだったら、今夜のうちにチョコ渡しちゃおうかな?」 視線の先には、可愛らしくリボンが掛けられた箱が一つ。友雅にあげる予定のチョコだ。 中には手作りのチョコ。今ドキ手作りなのも……とも思ったけど、やっぱり自分で作ったのを渡したいと思って。 ちなみにチョコは、友雅は甘いものが苦手なので、ちゃんとビターチョコを使った。 本当はチョコレートボンボンとかトリュフとか作ってみたかったのだけれど、試作段階で見事に失敗したので、箱の中身は型抜きチョコだ。それでも上手く作れたし、色々な飾りのを作れたし、出来栄えには満足していた。 まぁ一つ欲張りを言うなら、自分でラッピングしたから、ちょっとだけ不恰好だという事くらいだ。バレンタイン用に柄や文字が入っている箱にリボンを掛けただけ。そのリボンも、凝った掛け方なんて知らないから、普通にリボン結びをしただけだ。 来年はラッピングの腕も磨いて、見た目も中身もグッとくるチョコにしよう! そこまで考えてふと我に返った。 「気が早っ……」 まだ渡してもいないのに、来年の事を考えているなんて。 あかねはせっかちな自分を笑った。 でも考えるのは楽しいから、ついつい考えてしまうのだ。 「友雅さん、早く帰ってこないかな〜」 さほど時間の経ってない時計を見上げながら、のんびりあかねが呟く。 このチョコ、友雅は喜んでくれるだろうか? バレンタインという行事を知らないはずだから、もしかしたら驚くかも。 普段あまり見ることのできない驚いた顔の友雅を想像して、あかねはくすくすと笑った。 その時、ガチャリと鍵を回す音がして、次いでドアが開く音がした。 「あ! 帰ってきた!」 あかねは嬉しくなって、玄関へと早足で向かった。 「おかえりなさい!」 「おや、来ていたの? ただいま」 迎えに出たあかねに、友雅が疲れた顔に笑顔を浮かべた。 来ていたのかと問い掛けているけれど、疑問も何も無い、それは歓迎の言葉だった。 「ふぅ」 友雅がやれやれという風に息を吐いて、持っていた紙袋を玄関に置いた。 「お疲れですね。……っていうか何コレ! すごい数!?」 友雅が置いた紙袋に入っていたのはチョコレートだった。形も色も大きさも多種多様で、溢れ出さんばかり。紙袋が破けなかったのが不思議だという位に詰め込まれている。 あかねが唖然として紙袋を見ていると、友雅が肩をすくめながら言った。 「何だかたくさんの人にもらってね。会社の女性から取引先のご令嬢まで……。ちょっと早いですがなどと言って、何の事だろうね?」 自分の誕生日だったら、かなり当分先の話だ。しかも、言った覚えは無いから、会社の人間が知っているはずもないだろうし。 不思議そうに言う友雅に、あかねはなんとか気を取り直して説明した。 「明日はバレンタインだからだと思いますよ」 「ばれんたいん?」 リビングに入りながらコートを脱ぎ、友雅はあかねを振り返って聞いた。 友雅が玄関に置きっぱなしにしようとした紙袋を、ソファまで運びながらあかねは答える。 「バレンタインっていうのは、女の人が男の人にチョコレートを贈る日なんです。チョコに好きだって想いを乗せて、渡すときに告白しちゃったりして……。お世話になった人に義理チョコとか、友達に友チョコとか、渡す理由もいろいろあるけど、基本的には好意をもった男の人に、女の人がチョコを贈る日なんです」 「……ふぅん。そんな行事があるの」 「本当は14日がその日なんですけど、明日は土曜だし、友雅さんに会えないから今日渡したのかもしれませんね」 「……だから大挙して押し寄せてきたのか……」 友雅はやれやれと言った風にため息をついた。自分に身近ではない秘書課や人事課の女性たちまで来たから、変だと思っていたのだ。 ネクタイを外しながら、友雅は疲れたようにソファに沈み込んだ。 「来月にはホワイトデーっていうのがあって、チョコをもらった男の人は、女の人にお返事とお返しをするんです」 「……本当かい?」 友雅がうんざりとしたような声を上げる。 まぁ、これだけもらったのだから仕方が無いだろう。そう思ってあかねは思わず苦笑した。 しかし友雅がうんざりしたのは、どうやら違う理由だったようだ。 「このような事をしても、必ずしも想いが受け入れられるというものでも無いだろうに……。全く難儀な事だね」 「えっ?」 あかねがギクリとして止まる。 自分も今渡そうと後ろ手に持ったチョコが、カタリと傾いた。 「と、友雅さんは……バレンタイン……嫌いですか?」 ぎくしゃくと質問する。緊張してきてちょっと声が震えた。 「そうだねぇ……。どちらかと言うと好きではないかな。もらっても、どう扱っていいか困るし」 「そ、そうですか……」 「あかね?」 しゅんとなったあかねに、友雅が首をかしげる。 「どうしたの、あかね?」 「べ、べつに……なんでもないです」 ちょっとがっかりしたのを悟られないように、あかねは無理して笑顔を作って、にっこりと笑う。 友雅が心配そうな顔でそう? と見上げてくるので、あかねは再度頷いた。 「それにしても、一ヵ月後にお返し……ねぇ」 視線を紙袋へ戻して、面倒くさそうな顔と声で友雅は呟いた。 「そんな行事があると知っていたのなら、受け取らなかったのに」 取引先の令嬢たちなど、なんと父親同伴で会いに来て、取引先なだけに面会を断れず、それに時間を取られて今日は仕事にならなかった。 面会が無ければ仕事ももう少し早く終わって、あかねと過ごす時間も増えたのに。そう思うと恨めしい気持ちさえ沸いてくる。 迷惑そうな友雅の物言いに、あかねが少し眉を寄せる。 「友雅さん、そんな言い方……。相手は、程度はどうあれ友雅さんの事が好きで渡したんですから」 中には本気で友雅を好きになってしまった人もいるはず。正面から想いを打ち明けられないシャイな人もいるかもしれない。 そんな人が緊張で赤くなったり、振るえちゃったりしながらも頑張って渡した勇気を、同じ女としてあかねはすごいと思う。だから、迷惑そうにしている友雅を見るのがちょっと悲しい。 「だけれど、所詮他人からこのような物をもらってもね……」 友雅の声はそっけない。冷たいと言ってもいいかもしれない。 その冷たさに、あかねはついかっとなってしまった。 「そんな酷い事言わないで下さいよ! 緊張しながらも、頑張って渡したかもしれないんですよ!?」 「何をそんなに怒っているんだい?」 訝しげな顔をしている友雅に、非常に怒っている顔であかねは言った。 「怒ってませんっ!!」 「怒っているじゃないか。その……私は何か、君を怒らすような事をしたかな?」 「怒ってませんてば! それに、酷い事を言ったじゃないですか!」 「酷い事?」 「女の子は友雅さんの事が好きで、頑張って渡したんですよ! もしかしたら緊張して、前の日は眠れなかったかもしれないんですよ!」 「そう言われても、相手の都合までは知らないよ」 困惑げに言う友雅に、あかねは後ろ手で持っていたチョコの箱を、思わず投げつけた。 「っ!?」 「友雅さんのバカ!」 箱に掛けたリボンが解けて、中身がフローリングの床に散らばる。 それを見た友雅は、わずかに目を見開いた。 「あかね」 「友雅さんの、バカっ!」 肩を怒らせたあかねは、もう一度叫ぶと、寝室に駆け込み、バタンと勢いよく扉を閉めた。 「あかね! あかね!?」 目の前で閉まった扉を、強くノックしながら友雅があかねの名を呼ぶ。 寝室に鍵はないが、内側からあかねが押さえているのか、ノブが硬く、回らない。 力ずくで押しのけられないこともなかったが、あかね相手に荒々しい事が出来るはずも無く、友雅はドアを叩いていた腕を下ろした。 今は、そっとしておいた方がいいかもしれない。 気分が落ち着けば、話を聞く余裕も出てくるだろう。 腑に落ちない気分になりながらも、友雅はもやもやした気持ちをため息とともに吐き出した。 ふと視線をやると、床に散らばったチョコレートが目に入った。近くには名刺大のカードも落ちていて、あかねの字で「友雅さんへ」と書いてある。 「……あかね……」 手作りの感がするチョコレートを拾い上げ、友雅はカリっとチョコレートを噛んだ。 チョコレートは、今の気持と同じくらい苦い味がした。 ひんやりとした朝の空気の中で目を覚ますと、家の中は静まり返っていた。 友雅のにおいがするベットから体を起こし、寝室を出て、リビングを覗く。 そこには誰もいなかった。 「……いない……」 怒って出て行ってしまったのだろうか? そう思いながらテーブルに近づくと、そこに友雅が書いた書置きがあった。 『昨日はすまなかったね。やり残した仕事を片付けてくるよ。好きに過ごしていて』 ボールペンで書かれているのに、どこか雅な友雅の字。 それを見ながらあかねはソファに寄りかかった。その隣には昨日のまま放置されているチョコの入った紙袋。 気分が落ち着いてから冷静に考えると、昨日はちょっと怒り過ぎた。 というか、見当違いな事で怒りをぶつけてしまった気がする。 別に自分に向けて友雅が酷い事を言ったわけでもないし、そもそも、緊張して眠れなかった女の子が居たかなんて、自分にはわからないのに……。 あかねははぁ、とため息をついた。 「……恥ずかし……」 友雅は呆れただろうか? しかし、友雅のチョコをくれた女性に対する言葉は、やっぱり冷たいと思う。 あかねは、友雅に冷たい言葉を言ってほしくなかったのだ。 ちらり、と横目で紙袋を見る。 「そうよ、友雅さんが悪いんだもんっ……」 自分に言い聞かせるように、あかねは呟いた。 なんだか泣きそうな気分になって、ソファの上に自分の足を引き寄せて、膝を抱えて突っ伏した。 そう、友雅が悪いのだ。あんなに冷たいことを言うから。 もう一度言い聞かせた時、あかねは何だか苦しくてつらい気持になり、自然と泣いた。 「ただいま……」 友雅は家の中を伺うように、リビングへと入ってきた。 自分の家だと言うのにおかしな事だ。そう思いながらも、あかねの事が気がかりで、慎重に足を進めてしまう。 週末あかねは、金土日と友雅のマンションに泊まるのが恒例だ。今日は土曜日だから、もう一泊するはずなのだが、いるだろうか? 「あかね?」 リビングには誰も居なかった。 怒って帰ってしまったかな? とも思ったが、ダイニングテーブルの上には夕食の準備がしてあり、しかも二人分用意してあるから、あかねはここに居るはずだ。 怒っているくせに、二人分の茶碗が並んで伏せられているのが可愛らしい。 友雅は思わずくすくすと笑った。 あかねの気分は落ち着いているようだ。伏せられた二人分の茶碗から、あまり怒ってなさそうだと理解する。 「あかね?」 落ち着いた声で呼びかけながら、寝室を覗いてみる。 果たしてあかねは、ベットの上にいた。友雅に背を向けて、ベットの上で膝を抱えて座っている。 友雅はゆっくり近づくと、あかねの横に腰掛け、おだやかに言う。 「ただいま」 「……………………おかえりなさい」 耳元で囁くようにして言うと、不貞腐れた愛想の無い声で、それでもあかねは返事をした。 「昨日はすまなかったね?」 「……友雅さんなんか、知りません」 「などと言って、夕食の用意をしてくれたのは誰かな?」 「…………知りません」 「食べずに待っていてくれたのだろう?」 友雅はあかねの肩に手を回し、そっと引き寄せた。 あかねは抵抗しなかったが、くっつくこともなかった。 「友雅さんなんか、嫌いです」 「うん?」 「……せっかくチョコをもらったのに、冷たいことを言う友雅さんなんか……嫌いです」 「そう、それはすまなかったね。しかし、私の言い訳も聞いてはくれまいか?」 「………………」 あかねは何も答えなかった。 なので友雅は、勝手に一人でしゃべることにした。 「他人から好意を寄せられるのは嬉しくないわけじゃない。でもね、全くその気がないのに中途半端に受け取ってしまっては、相手に失礼だと思わないかい? 私には君がいるから、程度はどうあれ他の女性からの想いに応える気はないのだよ。しかし、バレンタインと知らずに私はチョコレートを受け取ってしまった。そのことが、もしかしたら誰かに淡い期待を持たせてしまうかもしれない」 そっぽを向くあかねの耳元で、友雅は静かに語りかける。 あかねは何も反応を返さない。でもそれは無視ではないだろう。証拠に、抱き寄せた肩は少し強張っていて、自分の言葉に神経を集中しているようだから。 「確かに私の言い方は冷たく、そっけないものかもしれない。事実、私は君以外の女性の事など、対して気にもかけないからね。君はそれを怒ったのだろう? それはすまなかったと思うよ。以後気を付ける。……本当に、すまなかったね」 そう言って、友雅はあかねをやわらかく抱きしめた。 「昔よく言われていたよ、私は女性に対し、冷たくそっけないとね。それでも別に、女性の事を考えていないわけでもない。時には傷つけることで、より大きな悲しみを避けられる事もある」 わかってもらえるだろうか? 友雅はあかねの耳元で囁き続ける。 対してあかねは身じろぎ一つしない。まるで石像でも抱いているかのようだが、感じる温もりは、確かに自分の愛しい人。 「すまなかったね、あかね。許してもらえないだろうか?」 「………………」 「何?」 「…………友雅さんなんか、きらいです」 「それは困ったね。どうしたら許しを乞うことができる?」 「……私に謝らせてくれない友雅さんなんか……きらいです?」 「えっ?」 あかねの言ったセリフに、一瞬友雅が間の抜けた顔をする。思わず腕を緩めてしまったら、あかねは腕の中から抜け出して、一歩だけ離れた。 「友雅さんがそんなに謝ると、私が謝れなくなっちゃうんだから……」 「……それはすまなかったね」 あかねの言いたい事を理解し、苦笑と共に謝罪したら、また謝っている事に気がついて、友雅は一人笑った。 「それで、あかねは何を謝りたかったのかな?」 あかねが離した距離を縮めて、再び抱き寄せながら言う。 引き寄せると、今度のあかねは友雅に身体を預けてきた。 「……なんだか、子供っぽい事で怒っちゃって……ごめんなさい」 不貞腐れた声は、悲しみの裏返し。 ぶっきらぼうだった声が、涙と共に震えて紡がれた。 「……ごめんなさい……」 鼻をすすりながら謝るあかねを、友雅は力強く抱きしめた。 「構わないよ。そんなあかねを、私は愛しているのだから」 それより、と友雅は腕の中に囁きかけた。 「私を許してもらえる?」 涙をこぼしながら、あかねが懸命に頷く。 友雅はあかねをそっと振り向かせて、舌で涙を拭った。 そして見上げてくるあかねに微笑みかけると、その唇を重ねた。 いつもは甘いキスだが、今日は少しだけほろ苦いチョコの味がした気がした。 「そういえば、チョコ……どうしたんですか?」 「まだソファの上に置いてあるけど?」 「そうじゃなくって、その……私が……投げつけちゃった……チョコ」 申し訳なさそうにしながら、あかねが聞いた。 友雅はちょっと天井を見上げてから、 「あのチョコレートは食べたよ?」 いけなかっただろうか? そんな風に友雅は答えた。 「えっ、でも……床に落とし……ちゃいましたよね」 「それがどうかしたのかな?」 「いや、どうか……っていうか……」 なんと言ったらいいか、という風に困惑げにあかねは下を向いた。 あかねの危惧が解り、くすくすと笑いながら友雅は言う。 「君からの気持だからね、残さず食べてしまったよ。甘くて、でも苦くて……とてもおいしかったよ。君の唇の味ににているね。ああ、そうそう。昨日の夕食もいただいたよ。ごちそうさま」 「もぅ……」 恥ずかしい事を平気で言う。あかねは恋人の言葉に顔を赤くした。 「でも、落ちたチョコなんて……。私また作るのに……」 「ありがとう。それも楽しみだね。でもあのチョコレートを捨てる事など私にはできないからね」 「友雅さん……」 嬉しいような、申し訳ないような……。 友雅の言ってくれる言葉に複雑な気分になりながらも、あかねは回されている友雅の腕に頬をこすりつけた。 「そういえば……私は他にも食べたいものがあるのだけど……?」 「? なんですか?」 悪戯に目を輝かせて、子供見たいな表情で友雅は言うが、腕の中のあかねには見えない。 あかねの耳元に唇を寄せながら、友雅は低く響く声で囁いた。 「君が食べたいのだよ」 「ひゃぁ!」 ぞくぞくと背筋を駆け抜ける声と共に耳を舐め上げられ、あかねは首をすくめた。 そっと衣服をまさぐる友雅の手を慌てて押さえ、 「も、もう! そういうのはご飯の後です!」 真っ赤になってもがくあかねを、友雅は小さく笑いながら解放した。 一足先にベットから降りると、あかねに手を差し伸べる。 「そうだね、まずは夕食だ。お楽しみは後に取っておくことにするよ」 「バカっ」 手に掴まりベットを降りながらあかねが言う。 その肩を抱きながら、友雅はもう一度あかねに口付けた。 「そういえば、確か来月はお返しの行事があるのだよね? 楽しみにして」 「……はい」 恥ずかしそうに、でも嬉しそうに、あかねは頷いたのだった。 |
〜 あとがき 〜 ちょっと遅れてしまいましたが、バレンタイン友あかをお届けします。 バレンタインというのはナニですね。まぁ誰にどんなチョコレートをあげようかなと選ぶ楽しみもあるのですが、なんと言っても、「あ、コレ食べたい……」と自分用のチョコを選ぶのが楽しいですね(爆) だってさ、私チョコ大好きなんだよ。バレンタインの時って、見た目も味もグッとくるチョコが溢れてますし。 そういえば、作中で友雅が「君が食べたい」とか大道のコメント抜かしてますね。いや、使い古された言葉もいいところなんですが、なんか言わせたくなるんですよ(笑) その後のあかねさんが普通に後でって言ってる辺り、二人の関係の進み方が伺えますが(爆) |
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